はじめに
写真・画像を編集する際、ピクセル化して困った経験はないでしょうか?写真がピクセル化する原因は、無理な編集にあることがほとんどです。
自分で編集してピクセル化した写真は、元の状態に戻すと綺麗な状態になります。最初からピクセル化している場合は、編集ソフトのエフェクトや修復ソフトでピクセル化を解消できます。
本ページでは、ピクセル化された写真を修正する方法を紹介します。
目次:
1.写真がピクセル化された原因
写真がピクセル化される原因を知るために、ピクセルについて理解する必要があります。
ピクセルについて理解すると、ピクセル化とはどのような状態かよくわかります。
ピクセルとは
ピクセルは画素と言われており、デジタル写真を構成する四角形です。デジタル写真は膨大な数の四角形であるピクセルで構成されています。
例えば解像度が「1920×1080」の画像があるとしましょう。この場合は横に1920個、縦に1080個のピクセルが碁盤の目のように並んでいます。
ピクセル化した画像は、写真を構成する四角形が目に見える状態のものです。
ピクセル化の原因は無理な編集
画像がピクセル化する原因は、主に以下の2つです。
• 写真の伸ばしすぎ
• 無理なサイズ変更
写真・画像はそれぞれにサポートされている解像度が決められています。
そのため、サポートされている以上の解像度が求められるほど伸ばしたり拡大するとピクセルが目に見える状態になります。
そのため、ピクセル化を防ぎたい場合、サポートされている解像度を探りながら可能な拡大レベルを探らなければいけません。
2.Photoshopでピクセル化された写真を修正する方法
Photoshopでは、デジタル写真に処理を施すことでピクセル化した状態を修正できます。ピクセル化を修正したい場合、ぼかしとシャープを使うといいでしょう。
まず以下の手順で画像にぼかしの効果を入れます。
ぼかしの効果を入れたら、次は以下の手順でシャープ効果を入れましょう。
- 「フィルター」のタブをクリック
- 「シャープ」をクリック
- 「アンシャープマスク」をクリック
- スライダー操作で許容レベルを確認する
- 「OK」をクリック
以上の手順でピクセル化を修正できたら、あとは画像を保存すれば完了です。
3.Wondershare Repairitにて写真を修正する方法
Photoshopでピクセル化した写真を修正するには、ある程度の操作経験が必要になります。そのため、パソコンの操作や画像編集に自信がない人にはおすすめできません。
パソコンやPhotoshopの操作に自信がないのであれば、ファイル修復ツールの利用がおすすめです。 Wondershareの「Repairit」を使うと、簡単な操作でピクセル化された写真を修復できます。
Repairit は対応の拡張子が多いので、ピクセル化した画像がどのようなファイル形式でも修正できるでしょう。
また変換ソフトを使って変換したファイルの修復もでき、破損した動画修復もあり高機能です。
また1億5000万人のユーザーが利用する実績があり、信頼性も申し分ありません。
以下は「Wondershare Repairit」でPhotoshopでピクセル化した写真を修正する手順です。
ステップ1 ピクセル化した写真ファイルを「Repairit」に追加する。
「Wondershare Repairit」を起動した後、ピクセル化した写真ファイルを追加して、右下の「修復」をクリックします。
ステップ2 修復したファイルをプレビューでチェックする
ステップ3 ファイルを保存する
保存前にプレビューでチェックでき、必要な動画ファイルのみを保存できることも嬉しいポイントです。非常におすすめのソフトなので、動画ファイルが破損してしまった人はぜひ参考にしてください。
4.オンライン写真編集ツールでピクセル化された写真を修正する方法
お金をかけたくない、パソコンにソフトをインストールするのが面倒と思う人もいるでしょう。また仕事先や学校のパソコンを使用しているため、新しいソフトをインストールできない人もいると思います。
そんな場合は、オンライン写真編集ツールを使う方法がおすすめです。「Fotor」というサイトでは、Webブラウザでアクセスするとオンライン上で画像の編集を行えます。
Fotor は画像のサイズ変更や切り抜きといった基本機能はもちろん、ぼかし加工や各種修正など高度な効果まで利用できます。
簡易版Photoshopを意識した作りとなっているので、初心者が最初に利用する画像編集ツールとしても活用できるでしょう。
またスマホやタブレットでの操作も可能なので、出先で画像を修正する必要があるときも重宝します。