そらのブログ

データ復旧技術の研究に捧げた経験を持っており、繊細な言葉でユーザーに価値がある記事を書かれています。

Macでエクセルが開かないときの対処法

はじめに

MacExcelを使い続けていると、突然ファイルが開かないトラブルが起きる場合があります。

Excelファイルが開かない場合の対処法は、原因によって異なるので注意しないといけません。

すべてのExcelファイルが開かないのか、特定のエクセルファイルだけ開かないのかで原因の特定が可能です。

本ページでは、MacのPCでExcelのファイルが開かない原因と対処法を解説します。


1.Macでエクセル(excel)ファイルが開かない原因

MacExcel(以下、エクセル)のファイルが開かない場合、以下の原因が考えられます。

  • OSの不具合
  • ソフトウェアの不具合
  • ファイルが破損している

どのエクセルファイルも開くことができない場合、MacOSやエクセルそのものに不具合が起きていると考えられます。

特定のエクセルファイルだけ開くことができないのであれば、そのファイルが破損している可能性が高いです。


2.Macで開かない・見れないエクセル(excel)ファイルの一般修復方法

すべてのエクセルファイルを開くことができない場合、OSや Excel自体に問題があると考えられます。

そのため、以下の対処法が有効です。

  • MacOSのアップデート
  • Excelの再インストール

Macを再起動するだけで解決する可能性はありますが、それでも問題が解決しない場合はこれらの対処法を試しましょう。

それぞれの対処法の手順を解説します。

MacOSのアップデート

MacOSをアップデートする場合、まずデスクトップ画面の右上にあるアップルメニューをクリックします。

デスクトップ画面の右上にあるアップルメニューをクリックします

次に「システム環境設定」をクリックしてください。

「システム環境設定」をクリックします

システム環境設定のウィンドウが表示されたら、「ソフトウェア・アップデート」をクリックします。

「ソフトウェア・アップデート」をクリックします

アップデート情報が表示されたら、あとは画面の指示に従って操作するだけです。

Excel(エクセル)の再インストール

アップデート情報がなくMacが最新の状態か、アップデートを行なっても問題が解決しない場合はエクセルの再インストールが必要です。

エクセルそのものに不具合が発生しているとしたら、再インストールすることで解決できる場合があります。

エクセルの不具合はインターネットに接続すると解消される場合がありますが、それでも問題が続くなら再インストールするのが手っ取り早い方法です。

アンインストールの手順

エクセルを再インストールする場合、まずアンインストールを行います。

エクセルをアンインストールする場合、デスクトップ画面上部の「Finder」をクリックします。

デスクトップ画面上部の「Finder」をクリックします

Finderが表示されたら、ウィンドウ左側で「アプリケーション」をクリックします。

ウィンドウ左側で「アプリケーション」をクリックします

そして、エクセルをはじめとしたOfficeアプリのアイコンを見つけてゴミ箱に向けてドラッグしてください。

再インストールでは、すべてのOfficeアプリを再インストールするので関連ソフトはすべて削除したほうがスムーズです。

最後にゴミ箱を空にしたらOKです。

再インストールの手順

エクセルをアンインストールしたら、再度インストールを行います。

まずMicrosoft Officeの公式サイトへアクセスして、画面右上にあるサインインアイコンをクリックします。

画面右上にあるサインインアイコンをクリックします

次に画面の指示に従ってログイン用のメールや電話番号、パスワードを入力してサインインしてください。

ログイン用のメールや電話番号、パスワードを入力してサインインします

サインイン後のメニュー画面が表示されたら、「Officeのインストール」をクリックします。

「Officeのインストール」をクリックします

Officeアプリがインストールできたら、あとは以下の手順を行えば完了です。

  1. Finderを開く
  2. ウィンドウ左側で「ダウンロード」をクリック
  3. ダウンロードされたMicrosoft Installerをクリック
  4. 画面の指示に従ってインストールを行う

なお、再インストールする場合はプロダクトキーを入力する必要はありません。


3.ファイル修復ソフトにてエクセルファイルを修復する方法

特定のエクセルファイルだけ開かない場合、そのファイルが破損していると考えられます。ファイルを開ける軽度な破損であれば、エクセル上で修復が可能です。

しかし、開かないほど重度な破損の場合、基本機能での修復ができません。

エクセルファイルが開かない破損の場合、修復ソフトが必要です。ファイル修復ソフトはさまざまな種類があり、どれを使うべきか悩みます。その中でおすすめは「Repairit」です。

Repairitは長年データ復元技術を研究し続けるWondershareが提供しており、世界で1億5000万人以上のユーザーが利用するといった実績があります。

利用者が多い理由の1つとして挙げられるのは操作性で、修復手順が3ステップだけで難しさはありません。修復率も高いので、安心して導入できます。

以下は「Wondershare Repairit」で破損したMP4動画を修復する手順です。

ステップ1 破損したMP4動画ファイルを「Repairit」に追加する。

「Wondershare Repairit」を起動した後、壊れた写真ファイルを追加して、右下の「修復」をクリックします。

破損した動画ファイルを追加
ステップ2 修復したファイルをプレビューでチェックする
修復の完了を待ち
ステップ3 ファイルを保存する

無料プレビューして修復された動画を保存

保存前にプレビューでチェックでき、必要な動画ファイルのみを保存できることも嬉しいポイントです。非常におすすめのソフトなので、動画ファイルが破損してしまった人はぜひ参考にしてください。