そらのブログ

データ復旧技術の研究に捧げた経験を持っており、繊細な言葉でユーザーに価値がある記事を書かれています。

【Windows10】エクセルファイルが開かないときの対処法

はじめに

Windows10のパソコンでは、たまにエクセルファイルが開かない場合があります。

ファイルが開かないトラブルはシステムの不具合によることが多いです。

しかし、ファイルやエクセルの設定に問題があるパターンも少なくありません。

最悪の場合はエクセルファイルが破損している可能性があるので、注意が必要です。

本ページでは、Windows10でエクセルファイルが開かないときの対処法を紹介します。

1.エクセルが開かない原因

Windows10でエクセルファイルが開かない場合、以下のどれかが原因と考えられます。

  • Windows10のシステム不具合
  • ファイル名に問題がある
  • ファイル制限がかかっている
  • ファイルの拡張子に問題がある
  • 関連付けに問題がある
  • エクセルファイルが破損している

Windows10のシステム不具合でファイルが開かないパターンは珍しくなく、これが原因の場合はPCを再起動すると解決します。

PCを再起動してもエクセルファイルが開かない場合、他の原因が考えられるのでさまざまな対処法を試す必要があります。

2.エクセルファイルが開かないときの対処法

エクセルファイルが開かないトラブルでは、以下の5つが有効な対処法になります。

  1. ファイル名を確認
  2. ファイル制限を確認
  3. ファイルの拡張子を確認
  4. DDE設定の変更
  5. ファイル修復ソフトで開かないファイルを修復する

ファイル名や拡張子などに問題があることは多いので、まずは①〜③を行なってみましょう。

方法1:ファイル名を確認

ファイル名に全角のダブルクォーテーションが含まれていると、正しく開けない場合があります。

全角のダブルクォーテーションとは、「"」の記号を指します。

ファイル名に全角のダブルクォーテーションが含まれている場合、修正してください。

ファイル名を修正するときは、該当のファイルのアイコンを右クリックして「名前の変更」を選択します。

該当のファイルのアイコンを右クリックして「名前の変更」を選択します

すると、ファイル名の書き換えが可能になります。

ファイル名の書き換えが可能になります

ファイル名から全角のダブルクォーテーションを削除して、Enterキーを押せば修正は完了です。

末尾の英文字は拡張子なので、こちらは変更しないように注意しましょう。

方法2: ファイル制限を確認

エクセルファイルに制限がかかっていて開けない可能性もあります。

制限を解除する場合、まずエクセルを起動して「オプション」を左クリックします。

エクセルを起動して「オプション」を左クリックします

オプションの画面が表示されたらウィンドウ左側で「トラストセンター」を選択して、右側で「トラストセンターの設定」を左クリックします。

ウィンドウ左側で「トラストセンター」を選択して、右側で「トラストセンターの設定」を左クリックします

トラストセンターの画面が表示されたら、左側項目で「ファイル制限機能の設定」を選びます。

そしてウィンドウ右側で必要なファイルの種類や右側下部にある「選択した形式のファイルを開く」で利用したい部分だけチェックします。

ウィンドウ右側で必要なファイルの種類や右側下部にある「選択した形式のファイルを開く」で利用したい部分だけチェックします

そして画面下部で「選択した形式のファイルを開かない」にチェックを入れて、どれかしらのファイル形式にチェックが入っていないか確認してください。

チェックが入っていたら外しておきましょう。

最後に「OK」を左クリックすれば完了です。

方法3: ファイルの拡張子を確認

エクセルファイルの拡張子が原因で開けない場合もあります。

ファイルの拡張子が原因になる状況は以下の2パターンあります。

  • 使用しているエクセルのバージョンが古い
  • 開こうとしたエクセルファイルの拡張子が古いものになっている

Office Excel 2007以降のバージョンでは標準の拡張子の標準が「.xlsx」となっています。

Office Excel 1997から2003の標準拡張子は「.xls」です。

そのため、以下の状況に該当するとエクセルファイルを開けない恐れがあります。

  • 古いバージョンのエクセルで拡張子が「.xlsx」のファイルを開こうとした
  • 新しいバージョンのエクセルで拡張子が「.xls」のファイルを開こうとした

これらの状況に該当する場合、ファイルの拡張子を変更してください。

拡張子を変更する際は、まず該当ファイルのアイコンを右クリックして「名前の変更」を選択します。

該当ファイルのアイコンを右クリックして「名前の変更」を選択します

すると、該当ファイルの名前を入力できるようになります。

拡張子を変更する場合は、末尾の英文字を適切なものに書き換えてEnterキーを押してください。

末尾の英文字を適切なものに書き換えてEnterキーを押します

方法4: DDE設定の変更

DDEの設定を変更すると、エクセルファイルが開ける可能性があります。

DDEの設定を変更する場合、エクセルを起動して「オプション」を左クリックします。

エクセルのオプションが表示されたら、ウィンドウの左側で「詳細設定」を選択のうえ「DDEを使用する他のアプリケーションを無視する」の箇所からチェックを外してください。

「DDEを使用する他のアプリケーションを無視する」の箇所からチェックを外します

方法5:ファイル修復ソフトで開かないエクセルを修復する

どの方法を試してもが開かない場合、エクセルファイルが破損していると考えるべきです。

エクセルファイルが破損している場合、修復ソフトを使って対応しなければいけません。

エクセルファイルを修復するなら「Repairit」をおすすめします。

Repairitは操作のシンプルさと修復成功率の高さに定評があり、1億5000万人以上のユーザーが利用しています。

エクセル以外のOfficeファイルにも対応できるので、ワードやパワーポイントのファイル破損への備えとしてインストールしておくと安心です。

また動画ファイルにも対応できるので、汎用性も高いといえるでしょう。

以下は「Wondershare Repairit」で破損したMP4動画を修復する手順です。

ステップ1 破損したMP4動画ファイルを「Repairit」に追加する。

「Wondershare Repairit」を起動した後、壊れた写真ファイルを追加して、右下の「修復」をクリックします。

破損した動画ファイルを追加
ステップ2 修復したファイルをプレビューでチェックする
修復の完了を待ち
ステップ3 ファイルを保存する

無料プレビューして修復された動画を保存

保存前にプレビューでチェックでき、必要な動画ファイルのみを保存できることも嬉しいポイントです。非常におすすめのソフトなので、動画ファイルが破損してしまった人はぜひ参考にしてください。

【itunes音楽同期】mac・iPhoneのミュージックを同期する方法

はじめに

Appleは質の良い音楽を聞ける機会を提供してきた会社です。iPodに始まりiPhoneMacも音質がよく、音楽を好む人にとって便利なものを世に送り出してきました。そんなApple製品は音楽に対するサポートも手厚く、iTunesなどは無料でありながらPCとiPhoneを繋げて音楽を管理することができる便利なものです。

本記事ではiPhoneでミュージックを同期する方法動悸できない原因を述べていきます。


MaciPhoneのミュージックを同期する方法

iCloudミュージックライブラリの使用

iCloudミュージックライブラリは、音楽データを保存してApple IDでログインすればどのデバイスからでも同じミュージックを聴けるという、Appleが提供している音楽のみに特化したクラウドサービスです。

このiCloudミュージックライブラリを使用するにはApple Music」か「iTunes Match」の登録が必要になります。 これらはどちらも有料ですのでただで使うことはできませんが、非常に簡単に同期が行なえます。

  1. 同期したいiPhoneのOSを最新にする
  2. Apple Music」や「iTunes Match」に登録しているApple IDでログインする
  3. iPhoneの「設定」から「ミュージック」を選択する
  4. 「ライブラリを同期」をオンにする

同じApple IDで同期したい端末にログインすると音楽が自動的に同期されるため、扱いやすいです。

iTunesで同期する

最もポピュラーな方法です。無料でできて手順も簡単ですので、大抵の方はこちらで同期を行っていると思います。

  1. iPhoneMacを接続する
  2. iTunes」が開くので、 左側のサイドバーの「ミュージック」を選択
  3. 「ミュージックを同期」にチェックを入れる
  4. 画面右下の「同期」を選択

同期する容量が多いと時間がかかります。途中で電力不足にならないようMacは充電器に繋げた状態で行うことを勧めます。

また、iPhoneを有線接続するだけで自動的に同期する設定ができます。手動同期をするのが面倒な場合は自動同期の設定をしておきましょう。

自動同期の手順は以下の通りです。

  1. MaciPhoneを接続する
  2. iTunes」が開くので、 同期したいiPhoneを選択し左側のサイドバーの「概要」を選択
  3. オプション「このiPhoneを接続しているときに自動的に同期」にチェックする
  4. 画面右下の「同期」を選択

これで次回以降は自動で同期が行われます。自動同期を外したくなったら「このiPhoneを接続しているときに自動的に同期」のチェックを外してください。


iPhoneのミュージックが同期できない原因と対処法

 iPhoneのミュージック同期の方法はそこまで難しいものではありませんが、それでも同期がうまく行かないことはあります。

ここからはiPhoneのミュージックが同期できない原因をとなるものをいくつか紹介しましょう。

・容量が足りない

iPhoneのミュージックを同期する場合は、iPhone側の容量が足りていないと同期ができません。写真や動画のデータを多く残している場合は容量を取られやすくすぐに空きがなくなります。

容量自体はiPhoneの「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で確認できますので、同期がうまく行かなかったらまず確認してみましょう。

・バージョンが古い

MaciTunesのバージョンが古いと同期ができないことがあります。iPhoneMacに繋げたときにiTunesでアップデートされるので問題になることはほぼありません。

iTunesiOSのバージョンアップデートを後回しにしていたなら、両方とも最新バージョンにして再度同期を試してみましょう。

・接続がうまくいっていない

接続できていないと同期もできません。iTunesiPhoneを認識しているのか確認してください。接続方法にはケーブル接続とWi-Fiで接続する方法があります。それぞれの接続方法のやり方を見直しましょう。

・「ミュージック、映画、テレビ番組を手動で管理」が有効になっている

「ミュージック、映画、テレビ番組を手動で管理」、「音楽とビデオを手動で管理」が有効になっている状態だと、自動同期ができず自分で同期するミュージックを選択する必要が出てきます。

同期する音楽を選別する場合には有用ですが、すべての音楽を一括で同期したい場合には特に意味はないのでオプションを外しましょう。

1 iPhoneMacを接続する

2 iTunesで同期したいiPhoneを選択し、サイドバーから「概要」を選択

3 オプションから「音楽とビデオを手動で管理」のチェックを外す

4 画面右下の「適用」を選択する

豆知識:macパソコンで誤削除してしまった音楽ファイルを復元する方法

間違えて音楽ファイルを消してしまった、なんてことがあると困ってしまいますよね。音楽はインストールするのも時間がかかりますし、CDからiTunesに入れた音楽は場合によってはそのCDが手元にないことだってあります。

改めてCDを入手するのも面倒だしどうするか困ったかたは、ぜひデータ復元ソフトRecoveritをご利用ください。

Recoverit高度な機能を備えたデータ復元ソフトです。MacWindows、HDDなどのあらゆるデバイスに対応しており、またほぼすべてのファイル形式にも対応しているため音楽データであっても復元可能です。インターフェースは初心者にもわかりやすいように構成されており、操作も簡潔でシンプルで短時間で復元することができます

無料版もございますのでお困りでしたらぜひご活用ください。

以下は、「Recoverit」 でパソコンから削除されてしまったファイルの復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの削除されたファイルをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの削除されたファイルをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

Macでエクセルが開かないときの対処法

はじめに

MacExcelを使い続けていると、突然ファイルが開かないトラブルが起きる場合があります。

Excelファイルが開かない場合の対処法は、原因によって異なるので注意しないといけません。

すべてのExcelファイルが開かないのか、特定のエクセルファイルだけ開かないのかで原因の特定が可能です。

本ページでは、MacのPCでExcelのファイルが開かない原因と対処法を解説します。


1.Macでエクセル(excel)ファイルが開かない原因

MacExcel(以下、エクセル)のファイルが開かない場合、以下の原因が考えられます。

  • OSの不具合
  • ソフトウェアの不具合
  • ファイルが破損している

どのエクセルファイルも開くことができない場合、MacOSやエクセルそのものに不具合が起きていると考えられます。

特定のエクセルファイルだけ開くことができないのであれば、そのファイルが破損している可能性が高いです。


2.Macで開かない・見れないエクセル(excel)ファイルの一般修復方法

すべてのエクセルファイルを開くことができない場合、OSや Excel自体に問題があると考えられます。

そのため、以下の対処法が有効です。

  • MacOSのアップデート
  • Excelの再インストール

Macを再起動するだけで解決する可能性はありますが、それでも問題が解決しない場合はこれらの対処法を試しましょう。

それぞれの対処法の手順を解説します。

MacOSのアップデート

MacOSをアップデートする場合、まずデスクトップ画面の右上にあるアップルメニューをクリックします。

デスクトップ画面の右上にあるアップルメニューをクリックします

次に「システム環境設定」をクリックしてください。

「システム環境設定」をクリックします

システム環境設定のウィンドウが表示されたら、「ソフトウェア・アップデート」をクリックします。

「ソフトウェア・アップデート」をクリックします

アップデート情報が表示されたら、あとは画面の指示に従って操作するだけです。

Excel(エクセル)の再インストール

アップデート情報がなくMacが最新の状態か、アップデートを行なっても問題が解決しない場合はエクセルの再インストールが必要です。

エクセルそのものに不具合が発生しているとしたら、再インストールすることで解決できる場合があります。

エクセルの不具合はインターネットに接続すると解消される場合がありますが、それでも問題が続くなら再インストールするのが手っ取り早い方法です。

アンインストールの手順

エクセルを再インストールする場合、まずアンインストールを行います。

エクセルをアンインストールする場合、デスクトップ画面上部の「Finder」をクリックします。

デスクトップ画面上部の「Finder」をクリックします

Finderが表示されたら、ウィンドウ左側で「アプリケーション」をクリックします。

ウィンドウ左側で「アプリケーション」をクリックします

そして、エクセルをはじめとしたOfficeアプリのアイコンを見つけてゴミ箱に向けてドラッグしてください。

再インストールでは、すべてのOfficeアプリを再インストールするので関連ソフトはすべて削除したほうがスムーズです。

最後にゴミ箱を空にしたらOKです。

再インストールの手順

エクセルをアンインストールしたら、再度インストールを行います。

まずMicrosoft Officeの公式サイトへアクセスして、画面右上にあるサインインアイコンをクリックします。

画面右上にあるサインインアイコンをクリックします

次に画面の指示に従ってログイン用のメールや電話番号、パスワードを入力してサインインしてください。

ログイン用のメールや電話番号、パスワードを入力してサインインします

サインイン後のメニュー画面が表示されたら、「Officeのインストール」をクリックします。

「Officeのインストール」をクリックします

Officeアプリがインストールできたら、あとは以下の手順を行えば完了です。

  1. Finderを開く
  2. ウィンドウ左側で「ダウンロード」をクリック
  3. ダウンロードされたMicrosoft Installerをクリック
  4. 画面の指示に従ってインストールを行う

なお、再インストールする場合はプロダクトキーを入力する必要はありません。


3.ファイル修復ソフトにてエクセルファイルを修復する方法

特定のエクセルファイルだけ開かない場合、そのファイルが破損していると考えられます。ファイルを開ける軽度な破損であれば、エクセル上で修復が可能です。

しかし、開かないほど重度な破損の場合、基本機能での修復ができません。

エクセルファイルが開かない破損の場合、修復ソフトが必要です。ファイル修復ソフトはさまざまな種類があり、どれを使うべきか悩みます。その中でおすすめは「Repairit」です。

Repairitは長年データ復元技術を研究し続けるWondershareが提供しており、世界で1億5000万人以上のユーザーが利用するといった実績があります。

利用者が多い理由の1つとして挙げられるのは操作性で、修復手順が3ステップだけで難しさはありません。修復率も高いので、安心して導入できます。

以下は「Wondershare Repairit」で破損したMP4動画を修復する手順です。

ステップ1 破損したMP4動画ファイルを「Repairit」に追加する。

「Wondershare Repairit」を起動した後、壊れた写真ファイルを追加して、右下の「修復」をクリックします。

破損した動画ファイルを追加
ステップ2 修復したファイルをプレビューでチェックする
修復の完了を待ち
ステップ3 ファイルを保存する

無料プレビューして修復された動画を保存

保存前にプレビューでチェックでき、必要な動画ファイルのみを保存できることも嬉しいポイントです。非常におすすめのソフトなので、動画ファイルが破損してしまった人はぜひ参考にしてください。

破損したPDFファイルを開けない時のチェック方法と修復のやり方

はじめに

このページにたどり着いた人は、PDFファイルが開けなくて困っていると思います。

PDFファイルが開けない原因は、パソコンの設定に問題がある場合が多いです。

しかし、基本的な対処法を試しても解決しない場合、PDFファイルが破損しているかもしれません。

本ページでは、破損したPDFを開けない時のチェック方法と修復のやり方を紹介します。

続きを読む

Windows10の動きが重たい!パソコンの不要なキャッシュを削除して快適にしよう

はじめに

買ったばかりの時パソコンは快適に使えていたはずなのに、使い続けているとだんだん不具合が起こったり、動きが重たくなってきたりしてしまいがちです。その理由のひとつが、パソコンに溜まっていくキャッシュ。パソコン上にキャッシュデータが増えすぎてしまうと、悪影響を及ぼしてしまうのです。今回は、キャッシュとは何か、キャッシュがなぜ悪影響を及ぼすのか、Windows10でキャッシュをクリアする方法などをわかりやすくご紹介します。


キャッシュとは?定期的にキャッシュを削除する理由

キャッシュとはパソコンが動作する際にシステムやブラウザなどが自動的に作成する一時ファイルのことです。一度読み込んだ情報をキャッシュとして保存しておくことで、次回スムーズに動作できるようになるというメリットがあります。

比較的わかりやすいのは、ブラウザのキャッシュではないでしょうか。

各種ブラウザはWebサイトを表示した際、そのページの画像データや情報などをパソコン上にキャッシュとして保存しておく機能があります。同一ページを再度開いた時、キャッシュを読み込むことで素早く開くことができるのがメリットです。なお、システムキャッシュも同様。ワードやエクセルなどの各種ソフトが、よく読み出すデータをCPUにあるキャッシュメモリという記憶装置に保存しておくことで、処理速度が速まることがあるのです。

メリットを見る限り作業が快適になるはずのキャッシュですが、実はお使いのパソコン環境によってはトラブルの原因になりかねません。キャッシュは、パソコンに十分な空き容量と空きRAMがある場合や、高性能なCPUが組み込まれている場合に有効です。しかし、パソコンが古い場合や、適切な環境が整っていない場合、蓄積したキャッシュデータがハードディスクの容量を圧迫するなど、逆に処理速度が落ちる原因になりかねないので注意しなければなりません。

そのため、パソコンの動きが重たくなってきたように感じている方は、まずウィンドウズ10でキャッシュクリアをしてみましょう。


Windows10でキャッシュを削除する方法

便利なキャッシュでも、溜まりすぎると逆効果ということが理解できたところで、次にWindows10でキャッシュを削除する方法を覚えておきましょう。キャッシュのクリア方法はいくつかありますが、今回おすすめするのは「ディスククリーンアップ」です。Windowsに元々インストールされているソフトで、ハードディスクに溜まった不要なファイルを削除できます。

■ディスククリーンアップの使い方

  1. タスクバーの検索窓から「ディスククリーンアップ」を検索してアプリを起動させましょう。メニューの「Windows管理ツール」から呼び出すこともできます。
  2. ディスククリーンアップしたいドライブを選択します。
  3. ハードディスク上にある不要なキャッシュデータの一覧が表示されるので、削除したいファイルを選択しましょう。インターネット一時ファイルや、一時ファイル、サムネイルなどがキャッシュデータです。
  4. 選択が終わったら、最後に「OK」を押すと「これらのファイルを完全に削除しますか?」と聞かれるので、問題がなければ「ファイルの削除」を選択してください。これでキャッシュデータのクリーンアップが開始されます。

ブラウザのキャッシュデータも削除する

ディスククリーンアップでMicrosoft Edgeのブラウザキャッシュは削除されますが、もし異なるブラウザをメインで使用している場合は個別にキャッシュクリアする必要があります。Google Chromeのキャッシュ削除方法は以下の通りです。

Google Chromeのキャッシュを削除する方法

  1. Chromeを開き、右上にある「Google Chromeの設定」から「その他のツール」>「閲覧歴史を消去」を選択します。
  2. 「閲覧履歴データの削除」という画面が表示されるので、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れましょう。期間は「1時間以内」、「過去24時間」など複数の選択肢がありますが、特に希望がなければ「全期間」を選択しましょう。
  3. 最後に「データを削除」をクリックすると、Chromeのブラウザキャッシュがクリアされます。

ブラウザによってキャッシュのクリア方法は異なりますので、お使いのブラウザのキャッシュ削除方法を確認してみてください。


うっかり削除した大事なファイルを取り戻したい!

キャッシュクリアしてすっきり快適!と思いきや、うっかり間違えて必要なファイルを削除してしまったというケースもあるでしょう。deleteボタンで削除したデータはゴミ箱に残っていますが、「ディスククリーンアップ」や「ゴミ箱を空にする」で削除してしまったデータは普通だと取り戻すことができません。そんな時は、データ復元ソフトを使ってみてください。

間違えて削除してしまった大切なデータを取り戻せるオススメのソフトは Wondershare のRecoveritリカバリット) です。2003年に発売されてから、500万人を超える人が使用しており、プロも認める復元専門のソフトと言われています。Recoverit はパソコンのHDだけでなく、SDカードやUSBなどさまざまなデバイスで、誤削除やトラブルによって消失してしまったファイルを簡単に復元可能。しかも、起動しなくなってしまったパソコンからでもデータを取り出すことができるのも魅力です。

無料版をダウンロードすると試しに使ってみることができるので、性能をチェックしてから購入できるのも嬉しいポイントではないでしょうか。大切なファイルが消えてしまい困った・・という方は、ぜひ一度試してみてください。

以下は、「Recoverit」 でパソコンから削除されてしまったファイルの復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの削除されたファイルをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの削除されたファイルをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。


まとめ

読み込みを早くするためのキャッシュという仕組みが、逆にパソコンの動作を重たくしてしまっていたことに驚いた方もいるのではないでしょうか。ハードディスクの容量がいっぱいになってしまうと、トラブルが生じやすくなったり動きが重たくなったりするので注意が必要です。パソコンを快適に使用するためにも、キャッシュのように不要になったファイルは定期的に削除することをおすすめします。

「問題が発生したため…再起動」というエラーの原因や解決方法を徹底解説!

はじめに

パソコンを使っている最中に、突然青い画面と共に「デバイスに問題が発生したため、PCを再起動する必要があります」と表示されて焦ったことはありませんか?これはブルースクリーンと言って、パソコンに問題が生じている証拠です。今回は、Windows10でブルースクリーンが出てしまったときの原因や解決方法について徹底的に解説します。


ブルースクリーンってなに?

Windows10を使っているとき、青い画面に白い文字で「問題が発生したため・・・」と表示されると気持ちが焦りますよね。このブルースクリーンMicrosoft社における正式名称は「STOPコード」)と言われるエラー画面は、周辺機器を含むハードウェアまたはWindows10に不具合が生じているときに表示されます。別名「ブルスク」や「ブルーバックと呼ばれることもあるようです。

作業中にいつもと異なる画面が急に表示されると焦ってしまいますが、このタイミングでパソコンの電源を切ったりコンセントを抜いたりするのはNG。ブルースクリーンが表示された時は、パソコンに生じている不具合をWindows10が修復しようとしている最中です。そのため、修復作業が終わると自動的に再起動するので、まずは10分ほど待ってみましょう


ブルースクリーンのエラーが表示される原因

ブルースクリーンが表示される主な原因は、Windows10のシステムやBIOSで不具合が起きている、パソコンの一時的な不具合、ウィルス感染などが多いと言われています。

BIOSの設定が変わった

何らかの原因でBIOSに変更が加わってしまったり、ドライバーが不足したりするとエラーが表示されることがあります。

Windows10のシステムにトラブルが生じている

ハードウェアやシステムファイルにトラブルが起きていると、Windows10は正常に起動しません。その場合にもブルースクリーンが表示されてしまいます。Windows Update等により新しい更新プログラムがインストールされた直後に起こることが多いです。

ウィルスに感染している

パソコンがウィルスに感染した場合もブルースクリーンが表示されることがあります。再起動後に、ウィルス対策ソフトで確認してみてください。

パソコンの一時的な不具合

強制的にシャットダウンされてしまったり、メモリの使用率が高すぎたり、パソコン本体が熱くなりすぎたりしてもブルースクリーンが表示されることがあります。そのような時は、再起動後にシャットダウンし、接続されている外部デバイスを外す、コンセントを抜くなどしてしばらく放電してみましょう。


「問題が発生したため・・・」のエラーはどうやって修復する?

パソコン本体やWindows10に問題が発生してデバイスの再起動が必要になった時に表示されるブルースクリーン。通常は自動で修復を行い再起動されるのですが、もし待っていても再起動されない、何度もブルースクリーンが表示されてしまうといった場合は、セーフモードで起動して考えられる原因を取り除いていく必要があります。

STEP1:まずはセーフモードで起動する

Widows10の更新プログラムや新しいソフトをインストールしたばかりという時は、対象のプログラムをアンインストールするのがおすすめです。更新プログラムのアンインストールには、Windowsをセーフモードで起動する必要があります。

  1. 電源ボタンを10秒以上長押しして強制シャットダウンし、再度電源を入れます。これを2回繰り返しましょう。そうすると、次の再起動後にWinRE(リカバリ環境)に切り替わります。
  2. WinREが開いたら、セーフモードに切り替えていきます。
    [オプションを選択してください] という画面で、[トラブルシューティング] > [詳細オプション] > [スタートアップ設定] > [再起動] の順に選択していきます。
  3. 再起動するとオプション一覧が表示されるので、数字の4キー、またはF4キーを押して [セーフモードを有効にする] を選択。
  4. バイスがセーフモードで再起動します。

STEP2:セーフモードで起動したら以下をチェック

ウィルスが原因となっている可能性が考えられます。まずは、ウィルス対策ソフトでスキャンをしてみましょう。ウィルスが発見されたら駆除してください。もしウィルスが発見できない場合、次は直近でインストールされたプログラムやドライバーが原因になっている可能性があるので、疑わしいプログラム等をアンインストールしましょう。

◎疑わしいプログラムを削除する場合

  1. スタートボタンの上で右クリックして [設定] を選択する。
  2. [アプリ] を選択し、 [アプリと機能] から疑わしいアプリを削除します。このとき、日付順でソートすると直近に更新されたプログラムが一覧の上部に表示されます。
  3. 削除したいアプリケーションを選んで、 [アンインストール] を選択してください。

◎疑わしいドライバーを削除する場合

  1. スタートボタンの右にある検索窓から「デバイスマネージャー」と入力して、デバイスマネージャーを起動します。
  2. リストの中から、直近でつないだ新しいデバイスのドライバーを選んで削除してください。

Windows Updateの削除をする場合

  1. スタートボタンの上で右クリックして [設定] を選択する。
  2. [更新とセキュリティ] > [回復] を選択する
  3. [前のバージョンのWindows10に戻す] を選択し、以降は画面の指示に従う。

STEP3: セーフモードで起動できない、またはSTEP2を試しても変わらない場合

セーフモードで起動しない、STEP2で疑わしいプログラムを削除しても変わらない場合はWindows10のシステムやハードウェアに問題があるかもしれません。システムの修復やBIOSの初期化などを行うと直る可能性がありますが、パソコンにあまり詳しくない方が行うには難しい作業です。そういった場合は無理をせず、メーカーサポートに相談することをおすすめします。


消えてしまったデータを復旧したい場合は

トラブルでデータが消えてしまった、バックアップにデータが保存されていなかったけれど取り戻したいという場合、便利なデータ復元ソフト「Recoverit(リカバリット)」を使用してみましょう。Recoveritはプロも使用している復元率95%以上の高度な復元ソフトであり、操作方法も3ステップで簡単です。

  1. Recoveritを起動し、復元したいデータの保存先を選択。
  2. バイスから消えてしまったデータをスキャン。
  3. 出現したデータをプレビューで確認し、希望しているファイルならば [復元ボタン] をクリックする。

これだけで、簡単に消えたデータを取り戻すことができます。また、Wondershare のRecoveritなら、起動しなくなってしまったパソコンからデータを取り出すこともできるので、ブルースクリーンが表示されたあとにパソコンが起動しなくなってしまったという場合でも、大切なデータを取り出すことができます。100MBまでのファイルなら、無料版で復元可能。まずは、無料版から試してみてはいかがでしょうか。

以下は、「Recoverit」 でパソコンから削除されてしまったファイルの復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの削除されたファイルをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの削除されたファイルをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。


まとめ

突然青い画面と共に表示される「問題が発生したため…再起動」のメッセージは、パソコンに何らかの不具合が起こっている証拠。パソコンのトラブルはいつ発生するかわかりません。そのため、普段から定期的にバックアップを取るようにしてください。バックアップを取り忘れてしまってデータが消えたという場合は、Wondershare のRecoveritを使ってみましょう。クラッシュして動かなくなったパソコンからでもデータの復旧が可能です。

【2022年最新】SDカード復元フリーソフト5選!消えたデータを無料で復元しよう

はじめに

パソコンだけでなく、デジタルカメラやビデオカメラ、Androidスマートフォン、ゲーム機やタブレットなど、様々な場所で使われているSDカードです。コンパクトで持ち運びがしやすく、手軽な価格で購入できるため、記憶媒体として使っている方も多いのではないでしょうか。しかし、実は保存されているデータに問題が生じて、中のデータが消えたり取り出せなくなってしまったりすることがあるので注意しなければなりません。SDカードのデータが消えたり取り出せなくなってしまったときは、諦めずにデータ復元ソフトを使ってみるのがおすすめです。今回は、SDカードから消えたデータを無料で復元できるソフトを5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Wondershare「Recoverit」(リカバイット)

Wondershare「Recoverit」

最初におすすめするのは、Wondershareの「Recoverit」(リカバイット)です。95%という高い復元率を誇り、データ復旧のプロからも認められたソフト。写真、ビデオ、メール、ドキュメントなど1000種類以上のファイル形式に対応しており、SDカードから消えた大切なデータを取り戻すことができます。Windows版だけでなくMac版があるのも嬉しいポイントではないでしょうか。

操作方法も簡単!復元したいSDカードをパソコンにつないだ状態でリカバイットを起動し、対象のデバイスを選択するだけ。スキャンが完了するまで数分かかりますが、作業中に復旧したいファイルが見つかった場合はスキャンを中断することも可能。念のためファイルをプレビューで確認したら、復元したいファイルを選択して「復元する」をクリックしてください。

以下は、「Recoverit」 でパソコンから削除されてしまったファイルの復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの削除されたファイルをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの削除されたファイルをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

なお、Recoveritの無料版はスキャンと100MBまでのデータなら何度でも復元できます。まずは気軽に無料版を試してみて、大きなファイル復元が必要になった時に有料版へ切り替えると良いかもしれません。

EaseUS Data「Recovery Wizard Free」

EaseUS Data「Recovery Wizard Free」

Recovery Wizard Free (リカバリー ウィザード フリー)は、SDカードから読み込めなくなったデータをたった2ステップで復元できるソフトです。Windows版とMac版があり、97.3%と高い復元率で大切なデータを取り戻すことが可能。写真やビデオ、音声データ、Wordなどのドキュメントなど様々なファイル形式に対応しています。

無料版ではスキャンをして復旧したいファイルが存在するか確認ができ、最大2GBまでのデータ復元・修復が可能。なお、制限無しでデータ復元や修復を希望する場合や、起動できないパソコンからのデータ復元を希望する場合は、有料版の購入が必要です。

Piriform「Recuva」

Piriform「Recuva」

3番目のソフトはPiriform社の「Recuva」です。

Windowsの環境であれば、音楽、写真、文書、動画などの様々なファイルをSDカードから復元できます。削除済のファイルはもちろん、データクラッシュやフォーマットをしてしまった場合でも取り出し可能。無料版で復元できるデータの大きさに制限がないため、完全無料で使えるのが嬉しいところです。ただし、海外の会社になるため、ヘルプやコミュニティが日本語対応になっていない点に注意してください。

なお、Windows10までのOSに対応しています。

Defiant Technologies「DiskDigger」

Defiant Technologies「DiskDigger」

DiskDiggerはSDカードから無料でデータを復元できるソフトです。失われてしまったドキュメントや画像があるドライブをスキャンし、そのファイルが確認できたら復元が可能。ただし、回復可能なデータを復元する際には、ライセンスの購入が推奨されています。ライセンスの購入がない場合、購入を促すポップアップを表示し続けるため使いづらさがありますので、注意が必要です。

なお、対応OSはWindows11までとなっており、海外製のソフトになるため日本語によるサポートは対応していません

Tenorshare「4DDiG」

Tenorshare「4DDiG」

4DDiGは写真、ビデオ、音楽、ドキュメントなど、様々な形式のファイルをSDカードから復元できます。もちろん、デバイスはハードディスク、USBメモリなどにも対応。たった3つのステップで簡単に復元可能です。Windows版とMac版があり、どちらも復元に時間はかかりますが無制限かつ無料で利用できます。大量のデータを復元したい場合は、有料版も検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、SDカードから消えてしまったデータを復元できることができるソフトを5つ選んでご紹介しました。完全に無料のソフトもあれば、中には機能に制限が付いた状態であれば無料というソフトも含まれています。無料と有料、どちらが良いかという判断は個人の考え方によるでしょう。それでも、まずは無料版で実際に使ってみることができるのは助かるところではないでしょうか。

また、今回ご紹介した復元ソフトは、目立った破損がないにもかかわらずSDカードからデータが消えた、あるいはファイルが開けなくなったといったケースにも使えるソフトです。折れたり割れたりといった物理的な破損や、水没などには対応していませんので、取り扱いには充分注意して使用することをおすすめします。