はじめに
Google ChromeでWebサイトを閲覧しているときにポップアップ広告が表示され、煩わしいと感じる人は多いと思います。
ポップアップ広告はマルウェアに感染する恐れがあり、ブロックするのが望ましいでしょう。
本ページでは、パソコンでChromeの広告やポップアップ、マルウェアをブロック・削除する方法を紹介します。
ポップアップをブロックできない状態で悩んでいる人は参考にしてください。
目次:
1.WindowsパソコンでChromeの広告、ポップアップ、マルウェアをブロック・削除する方法
Windowsのパソコンでは、Chrome上でポップアップ広告のブロックが可能です。
しかし、不審なプログラムを削除するには別途手順を行う必要があります。
ポップアップのブロック方法
ポップアップ広告をブロックしたい場合、まず以下の手順でChromeの設定画面を開きましょう。
- Chromeを起動する
- ウィンドウの右上にある3点マークのアイコンを左クリック
- 「設定」を左クリック
設定の画面が表示されたら、以下の手順でポップアップをブロックします。
- ウィンドウ左側で「プライバシーとセキュリティ」を左クリック
- 「サイトの設定」を左クリック
- 「コンテンツ」の項目が表示されるまで下へスクロールする
- 「ポップアップ」とリダイレクトを左クリック
- 「サイトにポップアップの送信やリダイレクトの使用を許可しない」にチェックを入れる
最後に以下の手順を行い、不審な広告をブロックする設定にしてください。
- 「プライバシーとセキュリティ」のメニュー画面に戻る
- 「その他のコンテンツ設定」を開く
- 「広告」を左クリック
- 「煩わしい広告や誤解を招く広告が表示されるサイトで広告をブロックする」 にチェック
マルウェアの恐れがあるプログラムの削除方法
Chromeに不審なプログラムを取り込んでいる可能性があり、削除したい場合はまず以下の手順で設定を開きます。
- Chromeを起動する
- ウィンドウの右上にある3点マークのアイコンを左クリック
- 「設定」を左クリック
設定が開いたら、以下の流れで不審なプログラムを削除してください。
- ウィンドウ左側で「プライバシーとセキュリティ」を左クリック
- ウィンドウ右側で「安全確認」の下にある「今すぐ確認」を左クリック
この手順を行うと、不審な拡張機能がないか検出されます。
不審なプログラムが検出された場合、画面の指示に沿って削除しましょう。
削除の流れは以下の通りです。
- ウィンドウ左側で「リセットとクリーンアップ」をクリック
- ウィンドウ右側で「パソコンのクリーンアップ」を左クリック
- 「検索」を左クリック
- 不要なソフトウェアを削除するか聞かれる画面で「削除」を左クリック
最後にパソコンを再起動すれば完了です。
2.MacパソコンでChromeの広告、ポップアップ、マルウェアをブロック・削除する方法
Macのパソコンでは、Windowsと同じ方法でポップアップ広告をブロックできます。
前述の「WindowsパソコンでChromeの広告、ポップアップ、マルウェアをブロック・削除する方法」の項目を参照してください。
マルウェアの恐れがあるプログラムの削除方法はWindowsと異なります。
Macで不審なプログラムを削除する方法は以下の通りです。
- Finderを起動する
- ウィンドウ左側で「アプリケーション」をクリック
- インストールした覚えがないプログラムが見つかったら、それを右クリック
- 「ゴミ箱に入れる」をクリック
- ゴミ箱を右クリック
- 「ゴミ箱を空にする」をクリック
MacではFinderからプログラムを削除する必要があるので注意してください。
3.豆知識:パソコンで誤って削除してしまったファイルを復元する方法
Windows、Macどちらのパソコンを利用している場合も、誤操作で必要なファイルを削除してしまった経験があると思います。
またChromeのポップアップ広告によって不審なプログラムがインストールされ、必要なファイルが消えてしまうパターンも珍しくありません。
これらのパターンでファイルが消えると、基本機能での復元は不可能です。
しかし、「Recoverit」を使えばファイルを復元できます。
Recoverit は95%の確率でファイルを復元できる高性能ソフトです。復元操作は難しくなく、たったの3ステップだけで戸惑う心配はありません。
1000種類以上のファイル形式に対応しているので、失ったデータがどのようなものでも復元できます。また無料版が提供されているので、お試し利用で性能を実感してから購入できる良心設計です。
以下は、「Recoverit」 でパソコンで誤って削除したファイルを復元する手順です。
ステップ1 復元場所を選択
パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。
スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。
ステップ2 パソコンの誤って削除したファイルをスキャンします。
スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。
ステップ3 パソコンの誤って削除したファイルをプレビューして復元します。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。