はじめに
パソコンを利用するうえで頻繁に行う行為の1つが、Web上からの画像・写真の保存ではないでしょうか?しかし、時によってはWeb上から画像・写真を保存できない場合があります。画像・写真が保存できないときは、ストレージかそのWebサイトのどちらかに原因があります。
本ページでは、Web上の画像・写真が保存できない際の対処法を紹介します。画像・写真が開けないときの対処法も解説するので、参考にしてください。
パソコンでWeb上の画像・写真を保存する方法
パソコンでWeb上の画像・写真を保存する方法は簡単ですが、Windowsと Macで方法が異なります。
Windowsの場合
Windowsでは以下の手順でWeb上の画像・写真を保存できます。
- ブラウザ上で保存したい画像を右クリック
- 「名前を付けて画像を保存」を左クリック
- 表示されるダイアログボックスで画像の保存先を選択
- 「保存」を左クリック
Macの場合
Macでは以下の手順でWeb上から画像・写真の保存が可能です。
- 「Control」キーを押した状態でブラウザ上で保存したい画像をクリック
- 「イメージを"ダウンロードに保存"」か「イメージを別名で保存」、または「イメージを"写真"に追加」をクリック
②でどの項目を選択するかで、保存場所が変わります。
写真や画像によっては、デスクトップへドラッグして保存できる場合があります。
画像・写真が保存できない場合の対処法
Web上から画像・写真が保存できないときの対処法は、原因によって異なります。
原因を紹介のうえ、状況別に有効な対処法を解説します。
①画像・写真が保存できない原因
Web上から画像・写真が保存できない原因は、主に以下の2つです。
- ストレージの空き容量が不足している
- 画像、写真にロックがかかっている
よくあるのはストレージの空き容量不足です。保存する画像・写真はストレージに格納されます。ストレージにファイルを格納するには、画像や写真を置けるだけの空き容量が必要です。
Webサイトから画像・写真にロックがかけられている場合も珍しくありません。画像や写真にロックがかかっていると、保存操作を行なっても保存するための項目が表示されません。
②画像・写真が保存できない場合の対処法
Web上から画像・写真が保存できない場合、以下の方法で対処しましょう。
- ストレージの空き容量を作る
- スクリーンショットを撮る
ストレージの空き容量を作る
ストレージに空き容量がない場合、空き容量を作る必要があります。
必要のなくなったファイルを削除したり、データをクラウドサーバーへ移行するなどして空き容量を作ってください。
スクリーンショットを撮る
Webサイトからのロックがかけられている場合、画像が表示されているページのスクリーンショットを撮る方法があります。
スクリーンショットを撮って画像編集ソフトで必要な領域を切り抜けば、保存が可能です。スクリーンショットの撮影方法はWindowsと Macで異なります。
Windowsの場合
Windowsでは、保存したい画像があるWebページを表示している状態でWindowsキーと「PrintScreen」キーを押すとスクリーンショットとして撮影できます。撮影したスクリーンショットは、ピクチャのフォルダに保存されます。
Macの場合
Windowsでは、保存したい画像があるWebページを表示している状態で「Shift」と「Command」、「3」キーを同時に押すとスクリーンショットが撮影できます。
スクリーンショットを撮影すると、画面の隅にサムネイルとして表示されます。そのサムネイルをクリックすると、必要な領域の切り抜きが可能です。撮影したスクリーンショットはデスクトップに保存されます。
保存した 画像・写真が開けない場合の対処法
パソコンを利用していると、保存した画像・写真が開けない場合があります。画像・写真が開けない原因は2つあるため、状況によって対処法が異なります。
①画像・写真が開けない原因
保存した画像・写真が開けない原因は、以下の2つが考えられます。
- アプリの不具合
- 画像、写真ファイルの破損
よくあるのは画像を開くアプリの不具合で、標準アプリのエラーによって開けないパターンは多いです。画像、写真のファイルが破損しているパターンも珍しくありません。
②画像・写真が開けない場合の対処法
原因を踏まえると、画像・写真が開けないときは以下の方法で対処します。
- 別のアプリで開く
- 画像、写真ファイルの修復
まずは別のアプリで画像・写真を開きます。これでファイルが開いたのであれば、別のアプリを使うといいでしょう。
どのアプリを使っても画像が開かない場合、そのファイルが破損しているため修復が必要です。ファイルを修復するには対応のソフトが必要ですが、種類が多くどれを使うべきか悩まされます。その中でおすすめはWondershareのRepairitです。
Repairitは長年データ復元技術を研究しているWondershareが開発しており、500万人以上のユーザーが利用しているので信頼性は申し分ありません。
修復の手順は3ステップだけとシンプルでありながら、多くのファイル形式に対応しているので拡張子に困らされる心配もないでしょう。
以下は「Wondershare Repairit」で破損した画像データを修復する手順です。
ステップ1 破損した画像を「Repairit」に追加する。
「Wondershare Repairit」を起動した後、壊れた写真ファイルを追加して、右下の「修復」をクリックします。
ステップ2 修復した画像をプレビューでチェックする
ステップ3 画像を保存する
保存前にプレビューでチェックでき、必要な画像ファイルのみを保存できることも嬉しいポイントです。非常におすすめのソフトなので、画像ファイルが破損してしまった人はぜひ参考にしてください。