Officeを使用していると、プロダクトキーの確認や紛失について悩むことがありますよね?今回は、そんなお悩みを解決するために、Officeのプロダクトキーの確認方法や、万が一紛失してしまった場合の対処法についてご紹介します。この記事を読んで、問題をすっきり解決しましょう!
Part1:Officeのプロダクトキーとは
さて、皆さんがOfficeを使うために必要な「プロダクトキー」についてお話しましょう。このプロダクトキーとは、Officeをインストールしてアクティベートするための25文字のコードのことです。具体的には、こういったコードが含まれます。
XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
このコードは、正規のライセンスを持っていることを証明するものなので、とても大事に保管しておく必要があります。
Part2:Officeのプロダクトキーを確認する方法
ここでは、Officeのプロダクトキーを確認する方法を紹介します。
2.1:Officeアカウントからプロダクトキーを確認
Officeアカウントにサインインすると、プロダクトキーの最後の5桁を確認できます。フルキーは表示されないのでご注意ください。まず最初に試してほしいのが、Officeアカウントからプロダクトキーを確認する方法です。これは簡単で安全な方法なので、多くのユーザーにおすすめです。
具体的な手順は、以下の操作に従います。
- Officeの公式サイトにアクセスします。
- 自分のアカウントにサインインします。これは、Officeを購入した際に使用したMicrosoftアカウントです。
- Microsoftアカウントをクリックして、アカウントページに移動します。
- 「サービスとサブスクリプション」タブをクリックします。
- サブスクリプションが表示されるので、その中から確認したい製品を選択します。
- 表示される情報の中に、プロダクトキーの最後の5桁が記載されています。ここで注意していただきたいのは、フルのプロダクトキーは表示されないという点です。あくまで最後の5桁のみ確認可能です。
※すみません。サブスクリプションに契約できないので、スクリーンショットを貼れませんでした。
2.2:コマンドプロンプトでプロダクトキーを確認
次に、コマンドプロンプトを使ってOfficeのプロダクトキーを確認する方法をご紹介します。この方法はちょっとテクニカルですが、ステップに従えば誰でも簡単にできるので試してみてください。
具体的な手順は、以下の操作に従います。
- スタートメニューを開きます。Windowsのロゴをクリックするか、キーボードのWindowsキーを押します。
- 「cmd」と入力し、検索結果に表示されるコマンド プロンプトの「管理者として実行」をクリックします。ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合は、「はい」をクリックして続行します。
- コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。 wmic path softwarelicensingservice get OA3xOriginalProductKey
- 少し待つと、プロダクトキーが表示されます。これがあなたのOfficeプロダクトキーです。メモしておくと良いでしょう。
管理者権限でコマンドプロンプトを開かないと、このコマンドは正しく動作しないので注意してください。また、この方法で確認できるプロダクトキーは、プレインストール版やOEM版のOfficeに限られる場合があります。
また、コマンドプロンプトを使ってプロダクトキーを確認する方法は非常に便利ですが、少しテクニカルな面もあります。とはいえ、ステップに従えば簡単にできるので、ぜひ試してみてください。そして、プロダクトキーは大事な情報なので、見つけたらしっかりと保管しておくことをお忘れなく!
2.3:購入済み製品のパッケージやメールでプロダクトキーを確認
最後に、購入済み製品のパッケージやメールからプロダクトキーを確認する方法をお伝えします。この方法は特に、Officeをパッケージ版やダウンロード版で購入した方に役立ちます。
①パッケージ版の確認
- まず、Officeを購入した際のパッケージを探しましょう。パッケージ版を購入した場合、箱やDVDケースなどがあるはずです。
- パッケージの中に、プロダクトキーが記載されたカードや説明書が同封されています。通常、「プロダクトキー」や「Product Key」と書かれている部分に25文字のキーが印刷されています。また、パッケージの中に、「インストール手順」のカードがあり、その裏面にプロダクトキーが記載されている場合もあります。
例えば、こんな感じの形式です。XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
②ダウンロード版の確認
1. ダウンロード版を購入した場合、購入時に登録したメールアドレスに確認メールが届いているはずです。このメールには、購入の詳細やプロダクトキーが記載されています。
2. メールをチェック
メールの件名は「Microsoft Office の注文確認」や、「Microsoft Store の注文詳細」などになっていることが多いです。迷惑メールフォルダにも入っていないか確認しましょう。
3.プロダクトキーを探す
メール本文に「プロダクトキー」や「Product Key」と書かれている部分を探します。ここに25文字のキーが記載されています。パッケージやメールを紛失しないように、しっかりと保管しておくことが大切です。また、プロダクトキーは大切な情報ですので、第三者に見られないように注意しましょう。購入済み製品のパッケージやメールからプロダクトキーを確認する方法は、とても簡単で確実な方法です。特に、パッケージ版やダウンロード版を購入した方にとって、この方法は非常に役立ちます。
Part3:Officeのプロダクトキーが紛失した時の対処法
さて、ここまででプロダクトキーを確認する方法を紹介しましたが、万が一プロダクトキーを紛失してしまった場合、どうすればよいのでしょうか?安心してください、いくつかの対処法があります。
3.1:レジストリで紛失したOfficeプロダクトキーを回復する
レジストリを使って紛失したOfficeのプロダクトキーを回復する方法をご紹介します。この方法は少しテクニカルですが、手順に従えば大丈夫です。
具体的な操作方法は、以下の手順に従います。
- スタートメニューを開き、「regedit」と入力します。「レジストリエディター」を選択して開きます。ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合は、「はい」をクリックして続行します。
- レジストリエディタが開いたら、以下のパスに移動します。左側のツリーで以下のパスをナビゲートします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SoftwareProtectionPlatform - レジストリ内の「SoftwareProtectionPlatform」キーをクリックすると、右側にいくつかの項目が表示されます。
- その中に「BackupProductKeyDefault」という名前の項目があります。この項目の値データが、Officeのプロダクトキーです。
- 「BackupProductKeyDefault」の値データを右クリックし、「修正」を選択します。
- 表示されたウィンドウに、プロダクトキーが表示されます。このキーをメモしておきましょう。
- レジストリエディタの操作は、システムに影響を与える可能性があるので、慎重に行ってください。不安がある場合は、専門家に相談するのがおすすめです。ちょっとテクニカルですが、レジストリを使ってプロダクトキーを回復する方法は確実です。そして、プロダクトキーを見つけたら、安全な場所に保管しておきましょう。
3.2:オフィスプロバイダーに連絡して確認
プロダクトキーが見つからない場合、最も確実な方法の一つはMicrosoftのサポートチームに連絡することです。彼らはプロダクトキーの再発行や、他の解決策を提案してくれます。
- にアクセスします。 サポートページにアクセスしたら、Officeを購入したMicrosoftアカウントでサインインします。これは、サポートを受けるために必要です。
- サインイン後、「Office」の「サポート」セクションを探し、クリックします。
- 「お問い合わせ」を選択し、サポートオプションの中から「チャット」や「電話サポート」などを選びます。多くの場合、チャットサポートが迅速で便利です。
- サポートに繋がったら、プロダクトキーを紛失したことを説明します。購入の証明として、購入時の情報(注文番号、購入日時など)を準備しておくとスムーズです。 サポートスタッフが必要な手続きや情報を案内してくれます。その指示に従ってください。場合によっては、プロダクトキーの再発行や他の解決策を提供してくれるでしょう。
Part4:豆知識:パソコンで消えたOfficeファイルを復元する方法
突然、大事なOfficeファイルが消えてしまった経験はありませんか?そんなときに便利なのが「Recoverit」(リカバリット)というデータ復元ソフトです。Wondershareが提供するこのツールは、消えたファイルや削除したデータを簡単に復元できます。
まず公式サイトからRecoverit(リカバリット)をダウンロードし、インストールを行います。インストール後、ソフトを起動し、消えたファイルがあったドライブやフォルダーを選択してスキャンを開始します。
スキャンが完了すると、見つかったファイルの一覧が表示されるので、プレビューして正しいファイルか確認し、復元ボタンをクリックします。保存先を指定してファイルを復元するだけです。
消えたファイルがあった場所に新しいデータを上書きすると復元が難しくなるため、発見次第すぐに復元を試してみましょう。重要なファイルは、クラウドストレージや外付けハードディスクを使って定期的にバックアップを取ることも忘れずに。Recoveritを使えば、消えたOfficeファイルも簡単に復元できますので、ぜひ試してみてください。
以下は、「Recoverit」 で間違って消してしまったファイルやフォルダを復元する手順です。
ステップ1 復元場所を選択します。
パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。
スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。
ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。
スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。
ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。
Recoverit - 強力なファイル復元ソフト
- PC、HDD、ゴミ箱、SDカード、USBメモリから削除したデータを復元
- 写真、動画、音楽、ドキュメントなど1000種のデータ形式に対応
- クラッシュして起動しないパソコンからデータを復元
- 破損した動画ファイルを修復